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夏らしい着物の柄は?レンタルするなら、京都らしい和柄がおすすめ!

京都の街を歩くとき、着物を着ると京情緒をよりいっそう味わうことができます。

着物は季節ごとに帯の素材、織りが変わります。
夏の着物は裏地がなく、透け感がある薄手の単衣や薄物を着ます。
日常的に着ているお洋服は気候に合わせて衣替えをし、季節にあったデザインや色味を選びますが、着物も同様に季節感のある着こなし方があります。
季節にあった着物を選ぶには素材や織りに注目するほかに季節感のあるや柄、文様を選んで取り入れることが大切です。
ここで、まだまだ暑い日が続く夏にピッタリな着物の色、柄をご紹介します。

まず、夏に似合う色です。

着物の色は自然と深く関係します。
照りつけるような日差しと暑さをやわらげる色の寒色、モノトーン、ペールカラーがお勧めです。
涼を求めに海や川へ遊びに行ったり、日差しを凌ぐために木陰に入るときの情景を思い浮かべてください。
青、藍色、水色、薄紫、緑、若竹色など涼しさや穏やかさを演出する色味が夏の着物に適しています。
続いて夏らしい柄についてお話しします。
着物にも季節ごとに合う文様や柄があります。
着物にはよく四季の草花が描かれていて、どれを着たら良いか迷われる方も多いのではないでしょうか。
着物は着用時期を意識して、旬の季節の柄と少し先の季節の柄を取り入れることが一般的です。
季節の花の先取りをすることは、着物では「粋」であると言われています。
そのため、花柄を選ぶときは夏と秋の花を意識しましょう。
季節の後取りはしないため、春の花をモチーフにした柄ものはあまりお勧めできません。

そこで着物によく用いられる夏と秋の花、植物をご紹介します。

まず夏の花、植物です。

・紫陽花
梅雨の時期に咲く初夏の代表的な花で、雨のイメージから涼しさを感じられます。
花の色によって印象が変わり、装飾によって豊かな色合いを楽しめます。

・竹(若竹)、笹
茎をメインにしているデザインが竹で、葉が主役になっているものが笹です。
青々として真っすぐ伸び、そのみずみずしさが涼しさを与えます。
縁起の良い文様でもあります。

・朝顔
気温が上がる前の夏の爽やかな朝に咲き、美しい色合いが魅力的です。

・百合
「純潔」「無垢」という意味を持つ女性らしい花で、大判の柄が人気です。

続いて秋の花、植物です。

・撫子
季節を先取りして夏に取り入れることで秋の涼しさを表現しています。
「大和撫子」という言葉もあり、美しい日本人女性の象徴でもあります。
「笑顔」「優美」という意味もあります。

・萩
秋の七草の一つで、小さく可愛らしいピンクや白の花をつけます。
「内気」「思案」という花言葉には、控えめで繊細な美しさが表れています。

・桔梗
こちらも秋の七草の一つです。
紫がかった星型の花で、日本の伝統的な文芸、美術のモチーフともされてきました。
「永遠の愛」「誠実」という花言葉があります。

次に夏ならではのモチーフもご紹介します。

・蜻蛉
蜻蛉は真っすぐ前にしか飛べないことから、前進する縁起の良いモチーフとされています。
勝負運アップにも最適です。

・金魚
水の中をゆらゆらと泳ぐ金魚は夏ならではのモチーフです。
金運アップにも良いとされています。

・花火、うちわなど
夏にふさわしい柄で寒色系の着物によく映えます。
この時期にしか着られない旬のデザインです。

夏のみに限りませんが、和を感じられる格式高い古典柄も人気が高いです。

・麻の葉模様
「麻の葉繋ぎ」とも呼ばれ、馴染みが深い麻の葉の形をした幾何学模様です。
夏の着物の素材として麻が用いられることもあり、麻の葉模様を合わせてみるのも面白みがあります。

・青海波(せいがいは)
ササン朝ペルシャが発祥とされる柄で、三重の半円で波を表した幾何学模様です。
江戸時代頃から普及しました。
未来永劫の意味が込められた文様です。

・七宝
仏教の経典に載っている7つの宝物が由来したモチーフで、円を重ねた模様です。
七宝は金、銀、瑠璃、玻璃、珊瑚、瑪瑙、蝦蛄(シャコ)です。
幸せの連鎖、円満、調和などを意味します。

・千鳥
波といっしょに合わせた波千鳥のデザインが多く、可愛らしいモチーフです。
千鳥には「千を取る」という語呂合わせから、多幸に恵まれる意味合いがあります。

・雪輪
雪輪は冬らしいモチーフですが、夏に取り入れることで涼を演出します。
雪がすぐ溶けてなくなってしまう儚さ、雪輪がところどころ欠けて未熟さを表す様子はしおらしく人気があります。

夏らしい着物の色と柄、京らしい和柄をご紹介しました。
京都を散策される際は季節感のあるレンタル着物をお召しになってはいかがでしょうか。
レンタル着物 夢美人では豊富な種類のレンタル着物をご用意していますので、是非お越しください。

京都の風物詩、まだまだ残暑が残る貴船の川床で着物を着て涼しいひと時を楽しもう!

川床(かわどこ・かわゆか)は京都の夏の風物詩の1つです。

なかでも貴船の川床は都会の喧騒から離れて、盆地である京都のうだるような暑さも忘れてしまう避暑地として人気があります。
納涼床とも呼ばれ、川の上や川が見物できるところに料理店、茶屋が開かれます。
京都の川床文化は安土桃山から江戸時代にかけて発達し、鴨川をはじめとして約400年の歴史があります。
その始まりは戦乱の時代まで遡ります。
江戸時代に豊臣秀吉が鴨川にかかる三条大橋と五条大橋の架け替えを命じました。
鴨川の河原は橋の架け替えによって見世物や物売りで賑やかになり、裕福な商人たちが茶席を設けたことから川床が始まりました。

貴船の川床の歴史は比較的新しく大正時代が原点です。

当時夏の暑さをしのぐためにお茶屋さんが川へ床机を置いたことが起源と言われています。
そこから徐々に食べ物やお茶などでおもてなしをして拡大しました。
貴船の川床はこれまでに台風などの影響で3度流されましたが、今でも続いており夏になると涼を求めて大勢の人が集まります。
貴船の川床は少し特殊で川の水面の上に床を敷いています。
その距離は水面から何とたった20㎝ほどです。
座敷が水面ギリギリのところに敷かれているため、手を伸ばすと簡単に水面に触れることができ、川の流れを感じられます。

貴船は「京の奥座敷」とも呼ばれています。

約20件ほど飲食店があり、懐石料理や流しそうめんを楽しめます。
鱧や鮎、加茂茄子など旬の素材を使った京料理は絶品です。
川のせせらぎに耳を傾けながら京の味覚と自然を存分に堪能できます。
そこで、川床をより楽しむ際に知っておきたいことがあります。
まず、川床は夏の風物詩と言われるだけに夏季期間限定でオープンしています。
毎年5月1日に床開きされ、5月1日から9月30日までの5か月間のみの営業です。
貴船は山に囲まれていてとても涼しく、市街地との気温差が10度ほどあるため、少し肌寒く感じることがあります。
滝からそよぐ涼風はまさに天然クーラーです。
真夏でも気温が20度を少し超えるぐらいの気温のため、冷え込みが心配な方は上着やひざ掛けなどを持参しましょう。

また、自然豊かな立地のため天候にも気をつけたいところです。

雨天時や大雨の影響で増水している場合は床に出られないことがあり、屋内でのお食事になることがあります。
そして、虫もたくさんいます。
水面近くで羽を伸ばして涼しげに飛ぶ蜻蛉を見ていると気持ちが安らぎますが、水辺は蚊やブヨも多いため、虫よけなどをして行きましょう。
川床は自然と触れ合えることが醍醐味の1つではありますが、特に夜は灯りの周りにたくさん虫が集まります。
お昼は夜に比べると虫が少なく、落ちついてお食事ができます。
ランチタイムはディナーよりリーズナブルなこともありお勧めです。

川床は土・日・祝日にとどまらず平日も人気が殺到しています。

特に夏の時期はイベントの関係で利用が集中します。
席が空いていれば随時案内してもらうことができますが、事前に予約を入れておくとスムーズです。
テーブル、お座敷の席、座席の指定の有無などはお店によって事情が異なるため、その点も確認しておくと良いでしょう。
また、お食事の際のマナーも大切です。
仕切りなどがほとんどなく開放的な空間で他のお客さんとの距離が近いため、大声で話したり、騒いだりしないようにしましょう。
タバコはお店によりますが、喫煙できる場合でも風で煙がたなびくことがあるため、周囲への配慮が欠かせません。
周りのお客さんとお互いに気遣いながら気持よく川床を楽しみましょう。
京の散策には和装がよく似合います。
当店、「レンタル着物 夢美人」では手ぶらでもお店で着付け、セットをしていただけるのでご安心ください。
貴船の川床の近くには水の神様が住む貴船神社も近くにあります。
縁結びスポットで人気で、川床と合わせて立ち寄るのもお勧めです。
オシャレな着物姿で貴船の雄大な自然と山川の幸を是非お楽しみください。

着物を着て行きたい、京都の最新インスタ映えスポット『八坂庚申堂(やさかこうしんどう)』とは?

今京都で女性たちに大人気のインスタスポットがあります。

シックで落ち着いた印象の京都ではなかなか見られないカラフルでポップな写真がそのスポットで撮影され、たくさん投稿されています。
その大人気スポットは東山の八坂の塔を下ったところにある、八坂庚申堂です。

八坂庚申堂は大阪の四天王寺庚申堂、東京の入谷庚申堂と並ぶ日本三庚申の一つです。

千年以上もの歴史があり、平安時代に天台宗の寺院として建立されました。
お寺の名前になっている庚申(かのえさる)とは、十干と十二支を組み合わせた昔からの暦で、年に6回ほど庚申の日があります。
昔道教の教えでは、庚申の日には身体に住みついている三尸(さんし)と呼ばれる虫が、人間の寝ている間に天上の帝釈天へ日頃の悪行を報告すると言われていました。
帝釈天は寿命を司る神様で、あまりにも人間の悪行が多いと天罰が下り、寿命が縮まるという言い伝えがありました。
三尸は人間が寝ている間しか活動しないため、その難を逃れようと寝ずに祈祷をおこないました。
この一連の行事を庚申待ちと呼びます。
ところが庚申待ちで徹夜をしていたところ、青面金剛がこの三尸を食べてしまいました。
青面金剛は中国の道教思想に由来した夜叉神です。
そこで、庚申信仰では青面金剛が祀られ、庚申の日に夜通し眠らず一心に願い続けることで、願い事が叶うと言われています。

八坂庚申堂のご利益は学業、商売繁盛、無病息災です。

このような歴史的背景をもつ八坂庚申堂ですが、入口の朱塗りの山門の屋根には猿の像があります。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿です。
論語の「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、非礼勿動」という一節が日本に伝播したのが由来で、庚申信仰とともに広まったと言われています。
うっかり見逃してしまわないようにチェックしましょう。
山門をくぐって進んでいくと、中央の木像の周りに鮮やかな色合いのお手玉のようなものがたくさんぶら下がっています。
赤、白、ピンク、水色、茶色、黄色、オレンジ、紫…とお寺とは思えない色とりどりの布袋はまるで縁日のヨーヨーのようです。
この正体は「くくり猿」と呼ばれるもので、女性を中心にフォトジェニックな外観から注目を集めています。
くくり猿は名前の通り手足が紐でくくられていて、自由に動けない猿をモチーフにしています。
猿は人間に近い動物で欲のまま行動するため、人間の中にある欲望を表します。
願いを叶えたり、目標を達成しようと頑張るときに人は怠け心や虚栄心が出てしまうものです。
心の中にいるこの猿のような欲望が暴れ出しそうなときは、自己を戒めてコントロールします。

くくり猿は神社の絵馬と同じように奉納でき、境内で購入することができます。

くくり猿に名前、生年月日、お願い事を記入し、欲を1つ我慢すると願い事を叶えられると言われています。
中央の木像からさらに進んだ本殿にもたくさんのくくり猿が奉納されています。
ここにも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿がいて、フォトスポットが盛りだくさんです。
八坂庚申堂は着物姿の人が多く賑わっていて、参拝の際はレンタル着物を上手に活用して着ていくのがお勧めです。
着物の華やかな色と柄は色彩鮮やかなくくり猿によく映えます。
昔は着物の古着からくくり猿を作っていたこともあるそうで、着物を着ていくことで歴史感を味わい、雰囲気をより楽しめるでしょう。
着物を着るのは少し大変そうなイメージがありますが、レンタル着物なら準備する手間がかからず、気軽に着付けをしてもらうことができます。
当店「レンタル着物 夢美人」は祇園に本店があり、東山周辺を観光されるお客様を中心に着物のレンタル、着付け、ヘアセットをおこなっています。
普段と違った着物姿で思い出に残る京都散策をしてみませんか。