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着物を着て行きたい、京都の最新インスタ映えスポット『八坂庚申堂(やさかこうしんどう)』とは?

今京都で女性たちに大人気のインスタスポットがあります。

シックで落ち着いた印象の京都ではなかなか見られないカラフルでポップな写真がそのスポットで撮影され、たくさん投稿されています。
その大人気スポットは東山の八坂の塔を下ったところにある、八坂庚申堂です。

八坂庚申堂は大阪の四天王寺庚申堂、東京の入谷庚申堂と並ぶ日本三庚申の一つです。

千年以上もの歴史があり、平安時代に天台宗の寺院として建立されました。
お寺の名前になっている庚申(かのえさる)とは、十干と十二支を組み合わせた昔からの暦で、年に6回ほど庚申の日があります。
昔道教の教えでは、庚申の日には身体に住みついている三尸(さんし)と呼ばれる虫が、人間の寝ている間に天上の帝釈天へ日頃の悪行を報告すると言われていました。
帝釈天は寿命を司る神様で、あまりにも人間の悪行が多いと天罰が下り、寿命が縮まるという言い伝えがありました。
三尸は人間が寝ている間しか活動しないため、その難を逃れようと寝ずに祈祷をおこないました。
この一連の行事を庚申待ちと呼びます。
ところが庚申待ちで徹夜をしていたところ、青面金剛がこの三尸を食べてしまいました。
青面金剛は中国の道教思想に由来した夜叉神です。
そこで、庚申信仰では青面金剛が祀られ、庚申の日に夜通し眠らず一心に願い続けることで、願い事が叶うと言われています。

八坂庚申堂のご利益は学業、商売繁盛、無病息災です。

このような歴史的背景をもつ八坂庚申堂ですが、入口の朱塗りの山門の屋根には猿の像があります。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿です。
論語の「非礼勿視、非礼勿聴、非礼勿言、非礼勿動」という一節が日本に伝播したのが由来で、庚申信仰とともに広まったと言われています。
うっかり見逃してしまわないようにチェックしましょう。
山門をくぐって進んでいくと、中央の木像の周りに鮮やかな色合いのお手玉のようなものがたくさんぶら下がっています。
赤、白、ピンク、水色、茶色、黄色、オレンジ、紫…とお寺とは思えない色とりどりの布袋はまるで縁日のヨーヨーのようです。
この正体は「くくり猿」と呼ばれるもので、女性を中心にフォトジェニックな外観から注目を集めています。
くくり猿は名前の通り手足が紐でくくられていて、自由に動けない猿をモチーフにしています。
猿は人間に近い動物で欲のまま行動するため、人間の中にある欲望を表します。
願いを叶えたり、目標を達成しようと頑張るときに人は怠け心や虚栄心が出てしまうものです。
心の中にいるこの猿のような欲望が暴れ出しそうなときは、自己を戒めてコントロールします。

くくり猿は神社の絵馬と同じように奉納でき、境内で購入することができます。

くくり猿に名前、生年月日、お願い事を記入し、欲を1つ我慢すると願い事を叶えられると言われています。
中央の木像からさらに進んだ本殿にもたくさんのくくり猿が奉納されています。
ここにも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿がいて、フォトスポットが盛りだくさんです。
八坂庚申堂は着物姿の人が多く賑わっていて、参拝の際はレンタル着物を上手に活用して着ていくのがお勧めです。
着物の華やかな色と柄は色彩鮮やかなくくり猿によく映えます。
昔は着物の古着からくくり猿を作っていたこともあるそうで、着物を着ていくことで歴史感を味わい、雰囲気をより楽しめるでしょう。
着物を着るのは少し大変そうなイメージがありますが、レンタル着物なら準備する手間がかからず、気軽に着付けをしてもらうことができます。
当店「レンタル着物 夢美人」は祇園に本店があり、東山周辺を観光されるお客様を中心に着物のレンタル、着付け、ヘアセットをおこなっています。
普段と違った着物姿で思い出に残る京都散策をしてみませんか。