メインイメージ

京都レンタル着物ホーム > コラム > 着物の種類と柄ってどんなものがあるの?

着物の種類と柄ってどんなものがあるの?

2a2512ad09106e9f7a07aca15296ec34_m

着物には色々な種類があり、それぞれ用途が違います。
ここでは代表的な6種類の着物とその魅力を紹介していきます。

色無地(いろむじ)

一色無地の染めの着物「色無地」は、着物の中でも活躍の幅が広いものです。
黒以外の一色に染められた着物で、柄は一切入っていません。
色無地は、卒業袴や結婚式、お子さんの入学式や卒業式、お宮参り、食事階、お茶会などさまざまなシーンで着ることができるオールマイティーな着物です。
とにかく活躍のシーンが広いことが魅力の色無地は、一つ持っていると便利です。
また、単色のため個性がないのではと思われがちですが、実は個性が色濃く出る着物なのです。
着る人の個性が出るのは色無地のもう一つの魅力ではないでしょうか。
自分に似合う色、さまざまなシーンで着ることのできる色を選ぶのがおすすめです。
色無地は、合わせる帯によって雰囲気が全く違ってきます。
華やかにもなれば、落ち着いた雰囲気にもなる、まさに万能な着物です。

紬(つむぎ)

昔から「特別」な着物として愛されてきた「紬」は、現在でも幅広い世代の女性から支持されています。
基本的に着物は後染めが多いのですが、紬は糸を染めてから織り上げられます。
紬はフォーマルな場ではなく、オシャレ着として認識されています。
紬には数多くの種類があるのですが、その中でも日本三大紬が有名です。

■日本三大紬

1.大島紬

鹿児島県奄美大島が産地の大島紬は、特殊な染色法と絣模様が特徴です。
気品溢れるその姿でファンが非常に多いものです。
とても高価な高級着物のため、紬ファンからは憧れの的となっています。

2.結城紬

茨城県結城市を中心に産出されています。
紬の最高級品と言われるほど高価なものであり、1956年に重要無形文化財に指定されています。

3.塩沢紬

新潟県南魚沼市塩沢地区で産出されている紬です。
塩沢紬の歴史は古く、奈良時代に織られたものが正倉院に保管されています。
1975年には、国の伝統工芸品に指定されました。

紬の着物を着ると、どこか優雅な雰囲気となる魅力があります。
自分だけでなく、それを見ている人の目も楽しませてくれるのは大きな魅力ではないでしょうか。
日本人女性特有の凛とした美しさを引き立ててくれる紬は、京都散策やお芝居鑑賞、コンサートや展覧会などにピッタリです。

振袖

振袖は成人式に着る着物として知られています。
人生において初めて振袖を着るのが成人式ではないでしょうか。
着物の代表格とも言える振袖は、未婚女性の第一礼装です。
振袖は、名前のとおり「長い袖」の着物のことです。
「大振袖」「中振袖」「小振袖」の3種類あり、袖の一番長い「大振袖」が一番格が高いと言われています。
振袖の魅力はなんと言っても華やかなことではないでしょうか。
長い袖丈の着物は、日本人女性をとても美しく見せてくれます。
成人式だけでなく、友人・知人の結婚式など改まった式典に選ぶことで、より華やかさが増すに違いありません。

小紋

全体に小さな紋様が散りばめられている着物が「小紋」です。
小紋にはかなり多くの種類があるのですが、その中でも代表的なものが「京小紋」や「江戸小紋」です。
京小紋は、京都で染められている小紋のことです。
古い歴史ある小紋で、江戸時代には庶民の間にも流行した着物です。
江戸小紋は、武士の裃の模様として使われていました。
明治時代になると女性の着物の模様として普及しました。

可愛らしい模様から上品な模様まで本当に多種多様ですから、好みに合わせて選ぶことができます。
全身に紋様が散りばめられているため、華やかさと柔らかさが女性らしさをより倍増させてくれるのが大きな魅力です。
小紋の中でも江戸小紋は、一つ紋を入れて袋帯を締めることで、式典やお茶会、入学式・卒業式などにも着ることができます。

訪問着

訪問着は、留袖につづく準礼装着物のことです。
結婚式披露宴や、お茶会、お見合い、観劇、パーティーなど、さまざまな社交の場にピッタリの着物です。
モダンな柄や伝統的な古典柄まで幅広いデザインが魅力的な訪問着は、洋服で表現するなら結婚式などに着用するワンピースではないでしょうか。
華やかな柄や色合いの訪問着が人気でしたが、最近では古典柄が注目されています。
あえて古典柄の訪問着を着ることで、日本人らしい奥ゆかしさを感じることができるからではないでしょうか。

留袖

既婚女性が着用する着物の中で、最も格式の高いものが留袖です。
全体が黒いものを「黒留袖」、その他の色で染めてあるものを「色留袖」と言います。
黒留袖は既婚者のみが着用できるもの。
背中と両胸に合計5つの家紋が付いている黒留袖は、女性の第一礼装であり、結婚式や披露宴で親族の正礼装として選ばれています。
新郎新婦の母親や、祖母、叔母、姉妹、仲人夫人など、新郎新婦に近い関係である親族が着ているものです。
色留袖は結婚式・披露宴に招かれたゲストが着用したり、授賞式や園遊会などでも着用することができます。
留袖は、上品でおしとやかな女性らしさを演出してくれる魅力があります。
また、帯で遊ぶことができるのも魅力の一つではないでしょうか。